リーフ液で作った葉をUVレジンで固めてみました

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作ったお花活用シリーズです。

今回はリーフ液で作った葉をUVレジンで固めてみました。

葉はなるべく平らなものを選びましょう。

UVレジンの場合、厚く塗ると固まらないので、
「薄く塗って乾かす」という工程を繰り返して作ります。
(こ存じだとは思いますが、乾かすにはUV照射機が必要です)

乾かしている途中で丸まってしまう場合がありますので固まる前に伸ばしてあげてなるべく平らに。
まあ、平らにならなかったら、丸まったままの状態で完成させるのもいいと思います。
無理に平らにすると割れちゃいますので。

硬くなったら、ペンダントヘッドに使ってもいいし、ブローチなどもよろしいかと思います。

写真はアイビーとバラの葉です。赤いバラの葉もアクセサリーには使えますね。
ちなみに今回のものはうちのデザイナーのすぎぽんが作っています。

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プリザーブドフラワーを補強するにはコート剤

コーティング剤はソフトを使います。
コーティングするお花は紫陽花です。
紫陽花がつやつやなのでわかりますよね?

ソフトコート剤は花びらを取れにくくする、花びらを壊れにくくするという補強の目的で使います。
アクセサリーなどを作る際にはこのソフトコート剤かハードコート剤が必要になります。

紫陽花に筆やプラスプーンや綿棒などで塗っていきます。
裏表塗ってくださいね。
乾燥時に設置している場所とくっついてしまうので、ソフトコートの場合は10分程度の単位で設置している場所とくっつかないように注意してください。半日〜1日程度乾燥します。

コート剤にとっぷりお花をつけることもできます。
その際はつけすぎない等にご注意ください。つけすぎたまま固まりますとダマになります。

コートした後はアクセサリの台座などにボンドやグルーなどでくっつけてください。

コーティングはハンドメイド作品では重要な工程になりますので、ぜひお試しください。

https://preservedflower.hanadaigaku.com/archives/09/090716170453.php

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プリザーブドフラワーで遊ぼう!

これまで生花からプリザーブドフラワーを作ることに専念して、できたプリザーブドフラワーをそのままにしていました。

ですが、せっかくプリザーブドフラワーが手元にあるのだから、今回はプリザーブドフラワーで遊んでみようということで、器など買ってきてプリザーブドフラワーと遊んで(遊ばれて?)みました。

まずはかすみ草。

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遠目に見るとこんな感じ。

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次はスターチス。コルクビンに入れてみました。

asobo_startis1.jpg

スターチスのお花だけをガラスの器に入れてみたものはこちら

asobo_startis2.jpg

スターチスを合わせて見るとこんな感じ

asobo_startis3.jpg

あとは一輪挿し、苔玉風に3つ。猫じゃらしとリモニウムとグリーン。

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ちょっと遊んでみました。ハーバリウムとレジンとこうした簡単あれ時で遊び体験講習とかやってみたいなと思っているところです。

それではまた。

ちょっと真面目なハーバリウムオイルの話

少し前に母の日がありましたね。

東●ハンズなどに母の日向けのハーバリウムが多く並んでいました。
しかしながら、正直残念な感じのハーバリウムの多いこと。。

こんなのみたらハーバリウム買う人も作る人もいなくなっちゃうなって、思ってました。
オイルが何か汚くなっているのです。なんかこれ売り物にしていいの。。的なくらいに。

ハーバリウムオイルってオイルっていうくらいなので、油の仲間なのです。
それで、よくお問い合わせいただくのがプリザーブドフラワー制作液の溶剤(油性)の色がハーバリウムオイルに出ないかってことです。
こればかりは試してみないとわかりません。

その結果を少しご提供しましょう。

写真をご覧ください。

harbarium20190524.jpg

3つのハーバリウムボトルに青いデンファレが入っています。
らくらくプリザ液のブルー(溶剤)で染めたデンファレです。

よく見ると真ん中のオイルが少し青いですよね。
これオイルにプリザの色が出ているのです。
これは2年前くらいに販売していたハーバリウムオイル(引火点250度)です。

しかし、両側は色がオイルに出ていません。
ちなみに左側が現在弊社で販売しているシリコーンオイル、右側が温度が現在弊社で販売している262度の流動パラフィン・ミネラルオイルです。

ここでいえることは安いオイルや引火点の低めのオイルを使うと色が出る可能性があります。

さらにこちらで試しているなかでドライフラワーを使っても安いオイルなどは黄色や緑の色が出ています。
どうやらお花に残っている葉緑素がオイルに溶け出すらしいです。

真面目な話、シリコーンオイルや最新の引火点が高めのオイルを使うことにより、長い間ハーバリウムを楽しむことができます。
同じように残念な感じを持っている方々、オイルを変えてもう一度作ってみてくださいね。

ライムとアスパラのプリザを制作中です

プリザーブドフラワー制作指導者養成講座の最後の実習を一緒にやってみようとライムとアスパラを買ってきました。

レモンやオクラ、ベビーコーン、さくらんぼなど前に作ったので、今回はちょっと変えてみました。

まだ、A液に浸けています。

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作った後にはやっぱりハーバリウムかなあ。

などと思いながら、その前にB液の色を決めないとね。

では、続きは次回。

スターチスをリーフ液で作りました

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リーフ液で簡単にできるプリザは?
と聞かれれば、多分、これが上位にくるでしょうね。

そう、スターチス。

リーフ液の吸いもいいし、茎が綺麗に染まります。
お花の色はそのまま。

ちょっと残念なのは、白いお花が消えちゃうこと。

浸け始めには白いお花が咲いています。わかります?

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でも完成すると白いお花が消えているんです。
白いお花が可愛いのですが。

完成後はこちら

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ゴールデンウイーク前に浸けたものが、ゴールデンウイークが終わった時には完成していました。

この状態でいつまでも残るのでたくさん作ってもいいかも知れません。

お花の季節なのでいろいろ作ってみてくださいね。

お花をクリスタルに閉じ込めてみました

お花をクリスタルに閉じ込めてみました。
このクリスタルはよくUVレジンなどで使われるエポキシ樹脂です。

UVレジンはお花が入る様な大きいものはできませんので、UVではないレジン(樹脂)を使っています。
今はこの樹脂のテスト製作中です。
このお花を閉じ込めてみたいかたがいれば、この樹脂の販売も考えております。
透明度が高いこととあまり高温にならないことが特徴です。

ご興味がある方はご連絡ください。販売なども考えております。
pinfo@hanadaigaku.com

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サクラを作るときの注意点

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桜のプリザーブドフラワー、とりあえず完成しました。

でも、もう一度作ろうと思って、桜が舞い散る中、桜の花を拾いに行きました。
しかし、東京のお花は咲き終わり。多分、今週末が見納めとなるでしょう。

落ちているお花を拾ってみると、あまりお花に力がない。
拾ったそばから花びらが取れて落ちていく感じ。

やはり、咲きはじめに落ちてくる桜のお花が一番いいようです。
ぜひ桜の一番花を使ってください。
(もう遅いかも。。いや東北や北海道の方はこれから!)

ダメ元で作ってみることにしました。

B液の色はサーモンピンクにホワイトの色素を混ぜて少し白くしました。
さてどうなるかなあ。

力のない桜のお花のなかでも一番元気そうだったコ

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スイセンをプリザにしてみました。

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スイセンは花びら反りやすいので敬遠していましたが、ハーバリウムの色味としては面白いので作ってみました。

プリザ制作液はA液、B液。
スプレータイプと一本タイプがありますが、いずれにしても花びらが丸まりやすい。
ハーバリウムを考えるとスプレーの方が小さくて使いやすいですよね。

レモンイエローとピンクで作ってみました。ま、こんなものではないでしょうか。

ハーバリウムオイルの中に入れると
小さくて色味がはっきりしていて少し細長いのでいいかもしれません。
基本的に浮きやすいので浮かない工夫は必要ですね。

ハーバリウムにつかう場合はお花をよくみるわけではないので、色味としての花材を作ってみるのもいいと思います。

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ソメイヨシノをプリザにしてみました。

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会社に行く途中、隅田公園で花ごと落ちているソメイヨシノを拾い集めてきました。

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この花をプリザーブドフラワーにしてみようとまずはA液へ入れてみましょう。

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半日程度でB液に移します。桜の花だけなので、それほど時間はかかりません。
B液は特新B液のクリアにサーモンピンクに色素液を足したものと新B液のピンクを使用しました。

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乾燥中はこんな感じ。
花びらがシワにならないようになるべく伸ばしてあげてみましょう。

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ハーバリウムオイルに入れてみました。
ビンに入れずにガラスの器に入れてみました。
どんなものと組み合わせるといいでしょうかね。。

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結構上手にできたと思いませんか?
諦めずに作ればソメイヨシノも作ることができます。

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また色々なものにトライしてみたいと思います。